おはようございます!
高校教員のたこぽんです!
1ヶ月書くチャレンジ毎日1記事更新6日目。
今日のテーマは「最近ハマっていること」。
私が最近ハマっているのはYouTube視聴ですね!
常にイヤホンを片耳につけてラジオ感覚で聴いています。
その中でもお気に入りなのが「へんないきものチャンネル」。
今日は、生物について全般的に教えてくれる、へんないきものチャンネルについて紹介します!
「へんないきもの」チャンネルとは?
へんないきものチャンネル
https://youtube.com/@henchrou
擬人化された「きつねさん」と「たぬきさん」が、変な生き物についての解説してくれるチャンネルです
二人のかけ合いがなんとも言えない雰囲気で今ハマってます!
私自身は日本史の教員なので、いきもののこと、生物のことって全く知らなくて・・・。
興味本位で、変な生き物がいるなぁ、くらいで見てました。
私のお気に入りは深海生物の回です!
深海生物って、本当に色々な種類のものがいて、中には「これ生物なの!?」というものも・・・。
一番衝撃的なビジュアルだったのがコチラの生物!
「コンドロクラディア・リラ」。
日本名がタテゴトカイメンと言います。
深海3300m地点で見つかった海綿動物(スポンジみたいな感じの生き物)で、2000年に発見されて以降、世界で5体しか確認されてないそうです。
このゆらゆらした、無数のキノコの先端みたいな部分で食べ物を感知して摂取するそうです。
しかし、何でこんな形をしてるのか?という疑問はまだ解決されていないようで、動画内でも色々な説を考察しています。
生物について、まだまだわかっていないことも多いんですよね!
【謎生物】深海のモンスター!?タテゴトカイメン【へんないきもの#95】
https://youtu.be/28xMn-1ov0E
へんないきものチャンネルの面白いところ
とにかく想定外の生物の知識を得られる点が面白いです!
そして、普段知っているはずの生き物についても、意外な視点から見ることができるのもいいですね。
例えば、「野生動物に食べ物を与えてはいけない」ということ。
これって案外、守ってない人って多いですよね。
公園でハトにパンくずなどを与えているおじさん、たまにいますよね・・・。
でも、動物に餌を与えるのは動物のためになるんじゃないの?なんで?と思ってしまう人も多いはず。
色々な理由はありますが、1番の問題点は野生動物が自分で餌を取りに行かなくなってしまうこと。
餌付けをされてしまうと、動物は「自分で獲物を取るよりも人間に近づいた方が楽に餌がもらえてラク!」だと思ってしまいます。
そうなると動物が野生に戻れなくなる危険性があります。
さらに動物が出す糞の近隣住民への被害や子どもを産んで増えてしまう生態系への影響など、さまざまな問題点があるのです。
飼う覚悟がなければ餌付けをしてはいけない!
という考えが重要ですね。
詳しくはコチラの動画を見てみてください!
【餌付け問題】人間が野生動物に餌を与えるとどうなるの?
https://youtu.be/VI9-VJ1ajmQ
社会科教員にもおすすめの理由
社会科教員にオススメなのが、生物に関わる偉人のお話。
特に心に残ったのがバッタ博士こと前野ウルド浩太郎さんの動画でした。
この衝撃的な表紙の新書、見たことがある方は多いのでは?
前野さんは小さい頃、海外の「バッタの群れに襲われて服がボロボロになってしまった人」のニュースを見たそうです。
そこで、「僕もバッタの大群に食べられたい!」という夢をいだき生物学者になったとのこと。
なかなか笑撃的な理由ですが(笑)、やっていることは至って真面目な方です。
世界にはバッタの大量発生によって畑が食い荒らされ、人間の食糧がなくなってしまうという被害が多発しています。
史上最悪の蝗害(こうがい)被害としては、19世紀アメリカの西部開拓時代のロッキートビバッタの大発生がありました。
その数、なんと12500000000000(12.5兆)匹!!
2020年初頭から東アフリカ全域でバッタの大量発生による被害が出ています。
そのようなバッタの研究をしたい、と考えて研究を進めていたのが前野さんでした。
しかし、バッタの研究をしようにも日本ではバッタの大群なんて発生していない。。。。
そこで大学院卒業後、単身でアフリカに飛び、現地での研究に没頭しようとしたのでした。
・・・が、アフリカに行ったその年はバッタの大群は発生していなくて、アフリカに行ったのに研究成果が出せない。
滞在期間中に何の成果を出せないと研究者として名をあげることもできず、研究費を得ることができない。研究者を続けることができない・・・。
という厳しい状況の中、前野さんの活動が始まって行くのでした。
前野さんの詳しい話を知りたい方はぜひ、動画を見てみてください。
バッタに恋した男!前野ウルド浩太郎先生の蝗害奮闘記(前編)
https://youtu.be/CAtIQzMUiwQ
※動画は「中編」「後編」と続きます。
さて。実はバッタによる蝗害というのは、聖書にも載っているぐらいに歴史的な課題です。
エホバはモーセに言った。「エジプトの上に手を伸ばしなさい。そうすれば,バッタがエジプトに押し寄せ,国中の草木,ひょうの害を受けなかった全てのものを食い尽くす」。すぐにモーセはエジプトの上につえを差し出した。するとエホバはその日,昼も夜もずっとその土地に東風を吹かせた。朝になり,東風はバッタを運んできた。バッタはエジプト全土に押し寄せ,領土全体に降りてきた。ひどい状態だった。それほどのバッタはこれまでに現れたことがなく,今後もないだろう。 バッタは国中の地面を覆い,その土地は暗くなった。バッタは,ひょうを免れた国中の草と木の実を食い尽くした。エジプト全土で,木の葉も草も全く残らなかった。
出エジプト記
人間は紀元前の時代から、生物たちの被害と戦っていたのです。
まさに、社会科教員とっても参考になる知識を得ることができますね!
もちろん、社会科教員以外にも楽しんで生物のことを知ることができる「へんないきもの」チャンネル、皆さんにオススメです!
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