おはようございます!
高校教員のたこぽんです!
1ヶ月書くチャレンジ毎日1記事更新8日目。
今日のテーマは「最近怒ったこと」。
・・・というテーマでありますが、正直、私はあまり怒りません。
「怒る」ということがどうしても無駄なことなんじゃないか?と気持ちに歯止めがかかってしまうのです。
逆に生徒に対してしっかり怒ることができないので、長年そこが悩みだったりもしました。
私みたいに生徒に対して「怒る」ことができなくて悩んでいる若手の先生、いらっしゃいませんか?
私はしばらく悩んでいました。
今日は10年間怒ることができない私が、どのように生徒に対応してきたのか、お話しします!
「怒る」前にとどまってしまう・・・
さて。
まず「怒る」ってなんでしょう?
「怒る」っていうのは「イライラの感情を目の前の人にぶつける」という行為です。
「怒る」には2段階あって
1.イライラの感情を抱く
2.目の前のイライラの対象にぶつける
→怒鳴る、殴る(←手を出しちゃ絶対ダメですよ!)など
私は、職場ではよく温厚であると見られますね。
逆に生徒が悪さをした時、同僚の先生から「たこぽん先生、しっかりと怒らないとダメですよ!」と言われることもあります・・・。
でも、私としては生徒にイライラすることがあっても、「怒り」をそのままぶつけるべきなのか?という気持ちも湧いてきます。
イライラが湧いてきても、行動に移るまでは行かない、ということです。
なぜかというと、イライラを対象にぶつける、というのは感情的な行為であり、感情で生徒を動かそうとしている、と思ってしまうから。
私は生徒に対して、何事も「頭で理解してほしい」と思っています。
なので、私は怒るのではなく、諭すように話しています。
「やったことの何がいけなかったのか?」「生徒が理解しているのか?」という点を気にしつつ、逆にできる限り感情的にならないように心がけていますね。
私自身も、誰かに感情的に何かを指摘された時「とりあえず、冷静になってから話しましょう」と思うからなんでしょうね。
「怒る」ことでしか伝わらない生徒もいる
しかし、事実として感情でないと動かない、「怒る」ことでしか動かない生徒もいます。
怒られることによって「この人は本気なんだ」と感じて感情で動く生徒。
そういう生徒に対して、私の指導は無力なことが多いです。
私が諭しても「どうせ怒ってないんでしょ〜」という姿勢が見え隠れ。
なかなかこちらの言っていることが入らないことがしばしばあります。
諭している私も本気なんですけどね〜。
生徒には本気であるとは見られにくいようで冷静に努める姿勢は第三者的で冷たいと見られがちです。
自分が「感情的に諭すことができる」ようになるのを目指すしかないんでしょうが、まだまだその域には至っていません。。。
色々な先生がいるから色々な生徒に対応できる
私が現在、そのような生徒に対して対応する時は、同じ学年の先生に協力をお願いしています。
感情に訴えかけられる先生と同席をお願いして、役割分担をして対応。
その先生に感情に訴えてもらい、その上で私が諭す、というパターンで生徒指導に入ります。
そんなのお前が全部やれよ!という批判はあるかと思いますが・・・。
残念ながら、今の自分には能力的にできないし、色々な先生がいるから色々な生徒にも対応できると思うのです。
どちらかの指導が正しい、と思う方がよほど危ない、と思います。
大事なのは、今のメンバーで生徒に対していかによりよく指導できるかを考えることですよね。
そのために自分は協力を仰ぎます。
もちろんそのためには、学年団との良い関係性作りが重要です!
普段から、自分ができることは協力しています。
私はPC関係が得意なので、積極的に手伝っていますね。
人には得意なこと・苦手なことがあり、それぞれを補いながら仕事を進めていけるといいですよね!
そして、その姿勢は生徒にもうつります。
社会に出たら協力しあって仕事に当たらなければいけない。
怒れないという若手の先生、ぜひ自分のできる範囲のことをやってみてください。
その上で、できない!と思った部分は、他の先生に協力を仰いでみてくださいね!
とにかく一人で抱え込みすぎないこと。
何か不安なことがあったら、私にもお気軽にコメントくださいね。
たこぽんは若手の先生を応援します!
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