おはようございます!
高校教員のたこぽんです!
1ヶ月書くチャレンジ毎日1記事更新11日目。
今日のテーマは「自分の嫌いなところ」。
嫌いなところ・・・。
自己肯定感がそんなに高くない自分としては、嫌いなところがどんどん出てきてしまいそうですが・・・。笑
「考えすぎてしまう自分」が嫌い
私は「考えすぎてしまう自分」が嫌いです。
行動するより頭で考えることに時間を取りがち。
そして、考える速度が遅いんですよね。
何か決断を迫られると、とにかく考え込んでしまって即答えを出すことができない。
職場での会議は、私が苦手な場面です。
特に、ポンポン意見が飛び交っている会議は苦手…。
私が出されて議題を理解しようとしていると、周りの人がどんどん話を進めていて、理解できないまま流れていってしまう。
その場で議題を聞いてすぐに発言できる人ってすごいなぁと思います。
その他、授業中の発問にどう答えるか?とか、生徒が問題を起こした時どのように対処するか?など。
教員の仕事にはその場で判断を求められる素早い思考が求められることが多いですね。
その時々で止まって、思考してしまって、考えすぎてしまい答えられない・・・ということがよくあります。
人からアドバイスを受けて「いいな」と思っても、すぐに行動できません。
どうしても時間をかけて考えて、考えて、考え込んで決断をします。
もっと早く行動すればいいのに、自分が納得いかないと行動に移しにくいんですね。
そして、他人から言われた一言を考えすぎてしまう。
妻から言われた一言に対して、ずーっと考えてしまって、そのことを言ったら「まだその話してたの?」と言われることもしばしば。
「考えすぎ」と併せて「気にしすぎ」な性格なんでしょうね。
思考には「速さ」と「深さ」がある
この「考えすぎてしまう自分」に対して、長いあいだ嫌いでした。
しかし、先日、岡田斗司夫さんの話をYouTubeで聞いて、ちょっと考え方を変えるようになりました。「思考の3つのギア」の話です。
思考には「ロー、ミドル、ハイ」があるんですね。
ローは、時間をかけて考えだされた遅い思考。
ミドルは、ローとハイの間くらいの速さ思考。
ハイは、考える前に素早く答える早い思考。
先ほどの会議でバンバン話を繰り広げられる人の思考は、ハイが強く即時的にやりとりできるわけですね。
そう考えると、ハイの方がいいじゃないか、と思うんですが、そんなことはないそうです。
ハイの思考というのは「早いが浅い」。
よくよく話を進めていくと、正しくなかったり、論理矛盾していたりするわけです。
そんな時に必要なのが「遅いが深い」ローの思考。
ローの思考から出される発言は時間をかけて考え込んでいるため重く、論理もしっかりしています。
会議でも、ローの意見は根本的な考え方になり得るわけです。
この話を聞くまで、会議でたくさん発言している人に対して気後れしていました。
しかし、最近はそういう人の意見は「早いが浅い」と考えるように。
私はローで考える方が得意なので、焦らずしっかりと自分の意見が固まるまで考えられる余裕ができました。
それがわかった上で会議で発言すると、違う視点からの意見を出すことができるので重宝されます。
さらに思考に「ロー、ミドル、ハイ」があると自覚することで日常の発言がしやすくなりました。
今まで自分の中では「ローしかない状態」だったので、ずーっと考え込んでしまった状態でした。
しかし、あえて「ハイで発言してみる」と決めると、「多少発言が間違っていてもいいや!」と思えるように。
とりあえず喋ることだけに意識を向けられるようになり、会議でも発言しやすくなりました。
「もしも間違っていたら、ローの思考に切り替えて、いつも通り考え抜けばいい」と思えるようになったのです。
岡田斗司夫さんの「思考の3つのギア」については、こちらの切り抜き動画が短めにまとめてあります。
より詳しく知りたい方は見てみてくださいね!
「嫌いなところ」は武器になり得る。
自分の「嫌いなところ」は武器になり得る。
これが私の結論です。
自分の「好きなところ」を明確にすると「長所」になる、という話を前回の記事で書きました。
私は自分の「好きなところ」と「嫌いなところ」はどちらも「自分の長所」になり得ると思っています。
というのも、自分の「好きなところ」も「嫌いなところ」も、要は自分の尖ったところです。
尖っているからこそ、好きであり嫌いなのです。
つまり、この二つは他に人にはない自分の「長所」であり武器なのです。
どのように自分の「嫌いなところ」を武器にできるか?という視点を持つことで、今よりも生きやすくなるはず!
皆さんも、ぜひ自分の「嫌いなところ」も活かしていってみてくださいね!
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