おはようございます!
高校教員のたこぽんです!
『書く習慣』1ヶ月チャレンジ20日目!
今日のテーマは「これまでで1番の後悔」です。
私は、おおむね現在の人生に満足しています!
ありがたいことに定職につけているし、妻と子ども2人も健康に元気で生きていけている。
日々を当たり前に過ごせる。すごく大事なことですよね。
しかし、人生で一つだけやり直せる、とするならば、教員になることをもう一度考え直したいです。
教員という仕事は嫌いではありません!
それでも、なぜそう思うのか?
以下でお話ししていきます。
1番の後悔は「教員になったこと」
私の1番の後悔は、教員になったことです。
いや、正確にいうと若いうちに教員になったこと、ですね。
私は最近、転職を考えています。
それでも、教員をすぐに転職するつもりはありません。
このまま教員を続けていて「何かあった時に自分が別の場所で生きて行けるのか?」が不安なのです・・・。
そう考えるようになったのは一昨年。
一人のクラス生徒の指導をめぐって、学年主任と養護教諭(保健室の先生ですね)で意見が対立。
クラス担任の私が板挟み状態に・・・。
さらにその生徒の保護者の対応も難しく、かなり精神的に追い込まれてしまいました。
当時の詳しい経緯はこちらの記事にも書いています。
その中で教員という仕事は、精神的に追い込まれる可能性が極めて高い職業であると自覚。
しかも、かなり運の要素が強いんですよね。
今回も「学年主任」「養護教諭」「生徒」「生徒の両親」という要素が揃って、相性が悪かったために起きたこと。
しかし、今後も同じことがいつ起きるかもわからないわけです。
その時に「自分は教員という仕事が続けられるのか?」という疑問が・・・。
「いつでも転職できるような状態にしておく」ことが、今の仕事を心穏やかに進めていくためにも大事だと思いました。
そのための転職であり、転職活動のために転職エージェントとの面談をしたのですが・・・
教員は転職市場では評価されにくい
「30代後半の転職だと、選択肢はかなり狭くなる」
「教員は教育業界以外だと業務経験として評価されにくい」
「ほとんどの職種が未経験になるため、年収はほぼ確実に下がる」
これらが転職エージェントからのお返事。
かなり厳しいコメントばかりでした。
教員という職業は転職市場では評価されにくいんですよね。
というのも、教員の具体的なスキルが明確ではないため、企業側も仕事を任せられるかわからないんですよね。
これが「営業職」や「経理職」であれば、別の企業でやっていたとしても、イメージできるわけです。
採用する側も、その人が活躍するイメージがつきやすい。
だから、現在の業務の中から、その企業が求める要素を抜き出す必要があります。
例えば、「営業職」に就きたければ「多くの保護者と面談をし、子どもをどのように指導するのか教科や勉強法を交えて提案した」など。
さらに民間企業であれば、根拠となる数字も必要になります。
「昨年と比較して担当生徒の共通テストの点数が何%上がった」など。
その上で、評価されるかどうかは企業次第です。
どこまで行っても「教員としての活動」なので、それを民間企業視点で評価できるかどうかは、就職先次第なんですよね。。。
このような形で、教員という仕事は企業には評価されにくいのです。
もっとさまざまな業種にチャレンジしてみたかった
私が思っているのは、若い時、もっとさまざまな業種にチャレンジしてみたかった!ということです。
私は大学卒業後、予備校の進路指導スタッフとして3年間勤めていました。
もちろん、民間企業ではありますが、教育関係であることには変わりなく、やっていることは「営業職+担任業務」というイメージでした。
その後は、教員採用試験に向けて勉強しつつ、私立高校で非常勤教員として2年間勤めていました。
そして、正規の公立高校の教員になって10年近く経ちます。
もっと、別の業種にチャレンジしておけばよかったと思います。
他の業種を試していれば、もしも何かあったときに、教員からその業界に戻ることもできます。
現在30代後半で妻子持ちのため、なかなか新しいチャレンジはしにくく・・・。
さらに公立教員のため副業。兼業が原則禁止です。
これも色々なことにチャレンジしにくい、試しにくい理由の一つですね。
副業で何か新しいことにチャレンジできれば「自分はこの仕事でも稼ぐことができるかも」という可能性を探ることができます。
しかし、それも許されないので、モヤモヤした思いなのです・・・。
せめて、教員が副業解禁されれば!
きっと、自分の世界も広がるし、それが自分教の普段の授業にも役立つと思うのですが・・・。
このブログも自分の可能性を広げるための一つのツールだと思っています。
当然、教員をやっている間は収益化できませんが、自分がどのくらい書けるのか?を理解するのは、いざという時、役に立つはず・・・。
そんなことを思って、今日も書き続けています。
教員は「最後に就職する」には最高の職業
色々書いてきましたが、教員は様々な経験を経た上で「最後に就職する」には最高の職業です!
常に生徒にモノを教えることができる。
人を教えることを通じて自分自身も学ぶことができる。
自分の好きな教科のことを勉強し授業することができる。
私は、教員という仕事をできる限り続けていきたいと思っています。
そのために、もっと色々なことを経験してから教員になればよかった!と後悔しています。
そして、後悔しても始まらないので、今できることをやっています。
ブログを書いたり、異業種の方と出会ったり、史跡案内ボランティアにチャレンジしたり、積極的に動いています。
今は、それが何に通じていくのかはわかりませんが、若いうちにできなかった経験を今からでもやっていきます!
「今日が1番若い日」
この言葉を胸に、今日もチャレンジ!
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