2人の子どもを自転車に乗せて道路のどこを走るべき?

思ったこと

おはようございます!
高校教員のたこぽんです!

『書く習慣』1ヶ月チャレンジ26日目!
今日のテーマは「今日1日にあったモヤっとしたこと」です。

今日、子ども2人を前後の座席に乗せて電動自転車で保育園の送り迎えをしていたのですが…。

子どもを乗せた電動自転車ってどこを走るべきなんだろう?というモヤっとした疑問が。。。

法律上自転車は「軽車両」

まず、法律を見てみると「左側の車道を走るのが原則」となっていますね。
YAMAHAさんの電動アシスト自転車についてのホームページがどこを走るべきか、わかりやすく書いてくれています。

そうなんです。
自転車って「軽車両」なので、車道を走るべきなんですよね。
なので、私も大半の時は車道を走っています。

しかし、車道を走るのって正直怖いです。
電動自転車で子ども2人を乗せているとかなりフラフラします
2人合わせて約30キロはありますからね。
特に前に子どもが乗っていると、スピードが出るまでかなりフラフラしてしまいます

2人も子どもを乗せていると、何もない道で走るだけでもかなり気を遣います。
そんな中で、車道を走ろうとすると・・・。
信号機待ちで自転車をとめた後、再度走り始める時がすごく怖いのです。
車道を走っている時に少しでもフラフラすると走っている自動車にぶつかりそうになります。

さらに車道を走る時、いわゆる路側帯を走るのですがデコボコなことが多いです。
道路に水が溜まらないようにするための排水溝があったり、マンホールがあったり・・・。
本当に滑りやすくて怖いです。
そして、車道が狭い道では、電動自転車の大きな車体が通れないこともしばしば

とにかく、自分以外の命を乗せていながら車から身を守らないといけない、というのが相当厳しいんですよね。

歩道も歩道で危険が・・・

実は自転車の道路交通法では、自転車に関して例外規定があります。
「自転車及び歩行者専用」の標識がある道では、歩行者の妨げにならない限り、車道寄りを徐行(ゆっくり走る)で走ることができます

「自転車及び歩行者専用」の道路標識

この標識ですね。
皆さんご存知でしたか?
よく見てみると、案外この標識が多く設置されてますね。
さて。そうなると歩道を走ればいいのか?となるわけですが、歩道は歩道で問題が発生します。

まず、歩道の「車道寄り」を走るという決まり。
これ、前から同じように自転車が走ってくると、正面からぶつかってしまうんですよね。
これは車道を走る場合だと、自動車と同じで「車道の左側」を走ればいいのでぶつかることはありません。
でも、「車道寄り」という決まりだと、正面衝突してしまうためこれを避けないといけないわけです。
2人の子どもを乗せている走りにくい状態で狭い歩道で自転車を避けるって、かなりきついです。

「徐行」ということ。
ゆっくり走らなければいけないのですが、子どもを乗せて自転車に乗っている時って、大体急いでいます
保育園の送り迎えだったり、病院に急いでいたり・・・。
できる限り車道を走るようにしていますが、狭い道だと歩道に乗り上げざるを得ません。
そんな時に「スピードを出したいけど出せない・・・」という状態で、本当に困ってしまいます。

そして、「歩行者をひいてしまう危険」があります。
車道では弱者だった自転車が、歩道を走ると強者になります。
特に電動自転車は、普通の自転車より重量が重い
車体だけでも20キロ近くあります。

つまり私が2人の子どもを乗せて走ると・・・
「自転車重量20キロ + 私の体重60キロ + 子ども2人の体重30キロ = 110キロ
100キロ近くの重量の自転車がスピードを出して歩行者にぶつかったら、絶対に怪我をします。

じゃあ「歩道は自転車を降りろよ!」という意見が聞かれます。
が、降りて私が自転車を引くとなると、50キロ近くの重量のものを自力で引かなければいけないのです。
自転車に乗る以上にフラフラします。。。

もっと「子育ての大変さ」が「お年寄りの大変さ」と同じくらい理解されるとありがたい

この苦労、なんとなく伝わりますかね?

かの番組で「子どもを乗せた電動自転車」が取り上げられたことがあります。
その時コメンテーターさんが言われた言葉がすごく印象的でした。

「お年寄りの大変さ」は教育などを通じて、「敬老」という形で日本社会ではキャンペーンとして広められている
「子育ての大変さ」は、何も伝えられていないから、「経験した人」と「経験していない人」の間で差が出てしまう
国が「少子化対策」を本当にしたいなら「敬幼」(けいよう?)的なキャンペーンをして、子育ての大変さをもっと広めた方がいいのでは?

敬幼」の是非は別にしても、子育ての大変さを他の方に知ってもらえると、子育て世代もそれ以外の世代ももっと生きやすくなるのにな、と感じました。
「お年寄りに寛容な社会」と同じくらい「子育てに寛容な社会」になってくれれば、私もモヤっとせずに済んだのかもしれません。

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